シンデレラのドレス（Eパレ版風）を作ってみる
2年ぶりに開催されるディズニーハロウィン！
仮装解禁の喜びに浸る間もなく、衣装制作に追われる日々がやってきました。
今回は、仮装日に間に合う様に超特急で作るべく
出来る限り簡略化しつつも、Eパレっぽさのあるシンデレラのブルードレスを作成します。
洋裁知識のない素人が試行錯誤する様子を書き留めた記事です。
大人のディズニー（パーク）での仮装はハロウィン期間のみ許可されています。
材料
▽ドリームフクレジャガード：見頃用
▽サテン：スカート用
▽ランダムチュールスパン：スカート用
▽ミラーオーガン：袖、オーバースカート用
シンデレラのドレス（Eパレ版風）作り方
下準備
まず最初に行ったのはアレンジと言う名の妥協点の模索です。
布を直接買いに行けない（緊急事態宣言下だった）ため、
それっぽいものをネットで揃えることにしました。
布だけでなく、ドレスの形も変更しています。
本物は肩出し（ベアトップ？）タイプのドレスを着ているのですが、
- トワルを作る時間がない
- しかしトワルなしでフィットさせる技術がない
ということで、潔くベアトップタイプは諦めました。
多少サイズ誤差があっても大丈夫な、肩のあるデザインでそれっぽく作っていきます。
型紙の準備
型紙をアレンジする時間が足りず、
今回は既存のレシピ本の型紙をそのまま利用しました。
「手作りドレスでウェディング」より、型紙を書き写していきます。
手作りドレスでウェディング／月居良子【1000円以上送料無料】
- 価格: 1980 円
- 楽天で詳細を見る
ビスチェの作成
ビスチェ＋スカートの二部式にします。
まずはビスチェの作成から。
裁断する
裁断した前見頃です。
ボーンを入れる
今回、前見頃にだけボーンを入れることにしました。
前中心見頃と、前脇見頃の中心側を中裏で縫い合わせます。
袋縫いにし、隙間にボーンを入れます。
▽ボーン
ボーンの入った縫い代を中心側に倒して縫いました。
ちなみに、前見頃以外の箇所は
袋縫いではなく、裁ち目かがりで処理しています。
見返しをつける
今回、襟ぐりに見返しをつけています。
どうせ接着芯貼ってるしほつれないだろ〜と思いましたが、一応ジグザグミシンをかけました。
▽接着芯
裾も見返しで処理しようと思っていたのですが、
裁断し忘れた上に布が足りないというアホをやらかしたので、
バイヤステープを作って処理することにしました。
▽バイアステープメーカー
バイヤステープメーカーにはこれまでも何度も助けられてきました………。
袖をつくる
袖も妥協点を探りました。
本物はビスチェから袖が生えております…。
こちらの袖の作り方はおろか、名称も分からなかったので、
平凡なパフスリーブで作成することにしました。
袖山に“いせ”、袖口にギャザーを入れています。
見頃に袖を縫い付けました。
装飾をする
胸元にキラキラの装飾を施します。
本物と同じものを揃えるのは難しいので、
セリアで購入したキラキラシールを貼ってそれっぽく見せます。
そのほか、オカダヤで購入したブレードも縫い付けました。
ビスチェはこれにて完成です。
スカートの作成
オーバースカート＋アンダースカートの2つを縫い合わせて合体しています。
オーバースカート
シンデレラのドレスの特徴といえば、ふんわりとしたオーバースカート。
なんと！
正解と思わしき作り方を発見しました！
…が、今回、
本当に時間がないため、上記の方法は使わず、
もっと簡単にそれっぽくしたいと思います。
フリーハンドで浅い半円（さやえんどう型？）にカットしました。
中表で縫い合わせ、裏返します。
このままスカートのウエストベルトに縫い合わせます。
色が同化してしまいわかりづらいですが、
ウエストベルトにオーバースカートを縫い付けています。
オーバースカート自体の作業は一旦終了。
アンダースカートの工程で続きを行います。
アンダースカート
サーキュラーで作りたかったのですがこれまた時間が許さず、
ギャザースカートで作成します。
120cm幅の布をそのまま使うので、裁断も端処理も行いません。
まず、チュールスパンとサテンを重ねて縫い合わせます。
ひたすらギャザーを寄せます。
ウエストベルトに縫い付け、
ウエストベルトにゴムを入れれば完成です。
装飾
装飾品として、カチューシャとチョーカーを作りました。
カチューシャを作る
まずはカチューシャのサイズを測ります。
DAISOで購入したこちら、全長約19cmでした。
カチューシャの長さにあわせて布を裁断します。
中に入れるキルト芯も、ひとまわり小さめにカットしました。
中表で縫って表に返し、カチューシャを入れて完成です。
余ったセリアのストーンシールを貼り付けてみました。
こんなとき、自身のセンスのなさに愕然とします。
完成
これにて完成です。
いろいろアレンジを加えてしまっており、全く違う箇所もありますが、
雰囲気は出せたのではないでしょうか。
さて今年のDハロ、あと2着残っているので、引き続き大急ぎで取り掛かります！！
