おがわーるどレポ

トラブルトラベラーおがわ

おがわーるどレポ

【仮装衣装】ティンカーベル(パイレーツフェアリー)の衣装の作り方

f:id:k9241069:20240123195020p:image

ティンカーベル(パイレーツフェアリー)の衣装を作ってみる

2014年にJakks Pacificというメーカーから出た、

「パイレーツフェアリー」シリーズのDXドール・ティンクの衣装を作ります。

 

洋裁知識のない素人が試行錯誤する様子を書き留めた記事です。

今回作成する衣装は、ディズニーハロウィン期間の仮装可能リストの対象外の可能性がございます。

パークでの仮装の際は、各自公式サイトやインフォメーションでの確認をお願い致します。

 

 

あわせて読みたい

 

材料

  • リエールジャガー
  • チュールパニエ(既製品)
  • ボタン(10個)
  • コード
  • レース(金)
  • 接着芯
  • みやこ染

 

メインの紫色の生地は、リエールジャガードを使用しました。

ドールパッケージ裏側のイラストに描かれた模様が、リエールジャガードを彷彿させたのです。

 

  • みやこ染

ポリエステルダイではなく、コールダイホットを使用したのですが、結果やいかに…。

 

ティンク(パイレーツフェアリー版)作り方

まずはじめに、「パイレーツフェアリー」とはなんぞや、を伝えさせてください。

 

 

「パイレーツフェアリー」とは

2014年に米国のJakks Pacificというメーカーから発売された、ファッションドールの商品シリーズ名です。

パイレーツフェアリー」という一連のシリーズで、複数のドールが製造されました。

 

発売時期とキャラクター

「パイレーツフェアリー」は、ディズニー・フェアリーズのシリーズ5作目、

「ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船」の公開時に発売されました。

 

 

アニメ本編には出てこない、ドールオリジナルの海賊風衣装を着ています。

 

ティンク、ザリーナ、ロゼッタの他に、ペリウィンクルもラインナップに含まれています。

 

 

ペリはアニメ本編ではティンク達と行動を共にしていませんが…笑

 

バージョン

Jakksのドールは同じテーマ(今回でいえば「パイレーツフェアリー」、ほかに「ピクシーパーティー」など)で

廉価版・豪華版・2体セット版、複数体セット版…と、いくつかバージョン違いが発売されていました。

 

今回作成する衣装は、豪華版(DX版)のものです。

 

 

余談

この商品、なぜかパッケージのキャラクター名の表記が「ティンカー・ベル」ではなく愛称の「ティンク」です。

パッケージのどこにも正式名称が書かれていません。

ぜーんぶ「ティンク」なのです…。

 

… と、これだけつらつらとうんちくを並べましたが、わたくし、このパイレーツフェアリーのティンク、

 

所持していません!!!

 

Jakksのパイレーツフェアリーのティンク、

playmateのアライバル・ティンク、

そしてディズニーストアのガーデンパーティ、 この3つをずっと探しています… 。

 

下準備

まずは、海賊衣装の作りを確認します。

 

ヘタリア育ちのわたしは、海賊と聞くとまず「アーサーとアントーニョの海賊衣装」を思い浮かべます。

 

てことで意気揚々と「ヘタリア 海賊 衣装」で調べました。

 

 

結果、あまりの豪華絢爛さに、全く参考にはなりませんでしたが、気持ちはとっても高まりました。

 

ということで、何ひとつイメージが沸かなかったので、

アレンジは加えず、見たまんまで作ってみます。

 

型紙

見たまんま、袖はフレンチスリーブで作っていきます。

 

ただ、このティンクがフレンチスリーブの衣装を来ているのは、

 

  • 単に人形の衣装だからなのか、
  • それとも海賊の衣装はフレンチスリーブなのか、

 

無知ゆえ判断がつきません。

 

無知ついでに、フレンチスリーブの作図方法もわかりません。

 

 

と、いうことで、

こちらの動画を参考に、フレンチスリーブの作図をしました。

 

f:id:k9241069:20240111153451j:image

 

こんな高っい生地に、黒いマーカーで直接作図してやりました!!!

 

トップス

裁断後、トルソーにピンで止めました。

f:id:k9241069:20240111153500j:image

 

デザインに沿うように、

襟ぐり・ 前身頃の中心部分にハサミを入れました。

f:id:k9241069:20240111153508j:image

 

着用時にベルトでウェストを絞るのをいいことに、ダーツもなにも入れていません。

 

f:id:k9241069:20240127111708j:image

襟ぐりは見返し、

袖口は三巻処理をすることにしました。

 

装飾

身頃の前後を縫い合わせる前に、

前身頃の装飾を終らせようと思います。

 

f:id:k9241069:20240122003434j:image

ボタンをつけました。

 

等間隔に印をつけたはずなのに、ガッタガタです………。

 

見頃の前後を縫い合わせます。

f:id:k9241069:20240122003453j:image

 

襟ぐりと裾部分にレースを叩きました。

f:id:k9241069:20240122003503j:image

 

ボタンとボタンの間にある線を、何で表現すべきか迷いました。

一瞬、レースを直線に縫い付けようかとも思ったのですが、

ヘタリア育ちのわたしはこの部分の装飾を見て、すぐ飾緒だと解釈しました。

 

 

ということで、コードをボタンにてきと〜に結びつけていきます。

 

f:id:k9241069:20240127112218j:image

 

飾緒の結び方に関しては、やはり無知です!

 

全てのボタンに紐をつけ終えました。

f:id:k9241069:20240122163440j:image

 

ボタンの間隔だけでなく、紐の幅や緩みもバラバラです…。

 

もう気にせず進めていきますw

 

スカート

スカートはSHIENで、既製品を購入しました。

イメージ通りだったので、1から作成せずにこちらをアレンジしていこうと思います。

 

 

実際は、スカートの裾が葉っぱのようにギザギザとした形になっています。

が、めんどくさい&チュールの特性上くるっと裾がめくれ上がってしまうことを懸念し、手を加えないことにしました。

 

ということで、アレンジする部分は生地を緑に染めるのみとします。

 

染色

みやこ染のコールダイホット・グリンを使用し、スカートを白から緑に染めていきます。

 

memo

コールダイホットはナイロンは染まりやすく、ポリエステルは染まりづらい製品です。

 

結果、

f:id:k9241069:20240123172918j:image

 

  • 緑に染まっている部分
  • 白いまま、ほとんど染まっていない部分

 

これらが混在してしまいました。

どうやらこのスカートは、ポリエステルとナイロン、どちらの生地も使われていたようです。

 

ただ、全体的に見た感じ、好みの色に染まりました。

 

てことで、これでオッケーとします

 

完成

f:id:k9241069:20240123173633j:image

腰には既製品のベルトを巻きました。

 

実物が手元になく、画像を見て再現した割には、まあまあそれっぽく作れたのではないでしょうか!

 

f:id:k9241069:20240123173900j:image

 

最後に、こちらはJakksがライセンス権を得て商品化したドールです。

ウォルトディズニーカンパニー発売の商品でないことに加え、日本未発売の商品です。

故に、この衣装を東京のディズニーパークの仮装期間に着用するのは、グレーだと個人的には感じています

 

その上で、好きなデザインの衣装を作ること自体を、堪能しました!

これからも、ライセンス商品の衣装も作っていきたいと思います。

 

あわせて読みたい