ロングタイトスカートを作ってみる
学習報告課題の第二回目である、
「スカート」または「パンツ」
こちらの提出に向けて作業を進めています。
今回わたしは、ロングのタイトスカートを製作することにしました。
原型の作図
テキストを見ながら、スカートの原型の作図をします。
見頃の原型よりずっとシンプルで驚きました!
こちらがスカートの原型です。
指定の方眼入りのハトロン紙に作図を行いました。
次は、原型を元に型紙を作成します。
型紙作成
スカートのイメージ決定
ぼんやりと「ロング」のタイトスカートを作りたいと思ったものの、厳密なスカート丈は決めていませんでした。
こんな時はこれ。
「誌上・パターン塾」です。
スカートのスタイル別に、丈ごとの完成図を写真で確認できます。
この本を参考に、作りたいスカートのイメージを固めていきました。
今回はスカート丈を80cmで作ります。
型紙の操作
具体的な長さが決まったところで、原型からの変更点を確認します。
- スカート丈を80cmに変更
- スタイルなどその他は変更なし
原型のスカート丈は60cm。
ということで型紙は、
基本は原型をそのまま写しつつ、
裾丈を20cm追加することで作成します。
なおこの時点では、持ち出しは原型のまま20cmで作図しています。
型紙の切り抜き
型紙です。
折れ曲がったハトロン紙の扱いに苦戦したため、
これ以降不織布を使うようになりました…。
縫い代分を追加したあと、
デザインナイフで切り抜きました。
写真のデザインナイフ、マット、定規はすべてダイソーで揃えました。
トワル作成
本番用に高い布を買ってしまったため、失敗が怖く、
まずは仮縫い用シーチングでトワルを作成することにしました。
トワル用の生地
トワル用の生地は、水通し済のシーチングを購入しました。
トワル縫い合わせ
テキストの仮縫いのページに沿って、
シーチングの裁断、縫い合わせを行います。
トワルの確認と修正
縫い合わせ後着用し、
- 身体にフィットしているか
- 動きづらくないか
- へんなシワやひきつれはないか
などを確認し、必要に応じて修正します。
わたしは以下の修正を行いました。
- WL〜裾のラインを2cmずつ内側に
- 持ち出しを20cm→30cmに
▽修正前
▽修正後
若干裾の広がりがスッキリした…?
トワル上で変更したものは、忘れず型紙に反映させます。
裁断・端処理
ここでようやっと本番生地が登場です!
今回使用するのは、
「LINTON社のファンシーツイード」です!
[rakuten:enop-w:10011981:detail]
ソーイング・ビー シーズン1で見かけて以来、
ずーっと使いたいと思っていたリントン社の生地。
アンがジャケット作るときに使ってた!
型紙をあてて裁断した後、
いつも通りに端処理すると…
縫った側からどんどんほつれていってしまいました…!
そこで、こちらのサイトを参考に。
伸び止めテープを粘着し、
テープの上からジグザグミシンをかけることにしました。
[rakuten:needle-shugei:10008431:detail]
縫い合わせ
しつけ
縫い代の印付け(切りじつけ)をします。
しつけ糸を使うと、生地の色と同化し見づらかったので、
青色の刺繍糸を使っています。
ファスナー
前後をミシンで縫い合わせたあと、
うしろ(ヒップ側)にファスナーを取り付けます。
あれ、ちょっとずれてない?
気にせず進めます
裾の処理
裾はまつり縫いで仕上げます。
このあたりはひたすら手縫いです。
裏地
裏地です。
滑りやすい布でこちらも扱いに苦労しました…。
スカート本体と組み合わせるとこんな感じ。
ベンツ箇所の縫い合わせが、理解するのに時間がかかり、非常に苦労しました…。
糸ループで、裏地とスカートの本体を繋げます。
初めて糸ループ作ったのですが、割とうまく作れたのでは…?
ベルト
スカート本体にベルトを縫い合わせます。
本来、ベルトは表地を折ったものを使用するのですが、うっかり裁断ミスで生地が足りず、
裏地を縫い合わせてしのぎました…。
ホックを縫い付けて、ようやく完成!
完成
完成です!
よくよく見るとところどころ作りが粗いですが…、
まずは完成まで至ったことにほっとしています。
実は…だらだら作っていたせいで、完成までに1年半ほどかかっています…
提出
提出の際は、イラストでスカートのデザインを記載します。
絵、下手すぎか…?
返却後
提出より20日ほどで返却されました。
成績
点数は86点でした。
まとめ
今回、初めてファンシーツイードを使用したのですが、
伸びたりほつれてきたりで、扱いに非常に苦労しました。
ただ、ずっと気になっていた生地を使って、
1つの作品に向き合うことができたので
(そして一応完成させたので)よかったです!
すごくいい経験になりました
次回はシャツの制作!
相変わらず1年くらいかかりそうですが、こちらも頑張って形にしたいとおもいます。