スプブの衣装(甲冑ダンサー)を手作りしてみる
スプーキー"Boo!"パーレードに出てくるダンサーさん、
通称「甲冑ダンサー」の衣装を作ってみます。
洋裁知識のない素人が試行錯誤する様子を書き留めた記事です。
大人のディズニー(パーク)での仮装はハロウィン期間のみ許可されています。
材料
- COSボード
- 価格: 1560 円
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ヘルメット・腰当て・それ以外の箇所で、
使うCOSボートの厚さは変えています。
スプーキーBooの甲冑ダンサー衣装の作り方
まずは衣装をじっくり確認します。
が、
「どうやら布で作られている」以外の何一つわかりません…。
ただ、兜を布で作るイメージが全く湧かず、
かといって兜と、胸当て・肘当てなどの色合いが変わるのも困る…。
そこで、今回は「とりあえず同じ色味で作る」を第一に、
全身COSボードで制作することにしました。
つまり、造形に挑戦です。
COSボードを使うことすらはじめてです…!
型紙
今まで小物すら造形したことがなかったため、
正真正銘はじめての造形。
資材は何を使うのか、どうやって加工するのか…。
何一つわからん…。
造形で有名な「ギャクヨガ」さんのHPの隅々まで目を通すことで、
なんとか形にしました…。
【コスプレ造形の作り方と型紙のサイト ギャクヨガ】作例400種、武器、防具、装飾品等色々 - How to make cosplay weapons,armors - GYAKUYOGA
兜
先述のギャクヨガさんのHPでは、
たくさんの型紙を無料で公開下さっています。
今回、兜の制作にあたっては、
ギャクヨガさんの型紙を元に、細部を加工して作ることにしました。
型紙を印刷し、画用紙に貼り付けたあと、
線に沿って切り抜きました。
組み立てて、100均のヘッドマネキンに装着してみました。
左右対称なデザインなので、向かって左側のみ組み立てます。
画用紙を切り貼りし、希望のデザインに近づけていきます。
このタイミングでツノ?も作りました。
肩当て
型紙上でバランスを見ながら作っていきました。
腰当て
肩当て同様、画像を見ながら用紙を切り貼りして形を作っていきます。
なお、途中までは工作用紙で形作っていたのですが、ハリが思いの外強く…、
途中で工作用紙を使うのをやめ、キルト芯に変えました。
裁断
型紙に沿って、COSボードを裁断しました。
細かい装飾も準備していきます。
↑は、そこかしこに現れるドクロマーク。
目を穴あけポンチで開けていきます。
口元の型抜きは、細かすぎて諦めました…。
接着
COSボード同士は、瞬間接着剤を使ってくっつけます。
しかし、COSボードの側面同士をくっつけるには、ある程度時間がかかります。
その間、ズレないようずっと手で押さえておくのは難しい…。
そこで登場するのがこちら!
アルテコスプレー!
- 価格: 1463 円
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瞬間接着剤を塗り、COSボード同士をくっつけたあと、スプレーを振ると、
なんと一瞬で接着するのです!
アルテコスプレーを活用し、どんどん接着していきます。
兜
肩当て
肘当て
腰当て
塗装
スプレーを使って一気に塗装します。
兜です。
接着時点でうまくいかず、継ぎ目が目立ってしまっています…。
また、基本的に裏面(見えづらい箇所)は塗装していません。
仕上げ
そのままでは着用できないため、マジックテープやゴムを瞬間接着剤で貼り付けていきます。
マジックテープ着脱です。
肘当て
こちらはアルテコスプレーではなく、洗濯バサミを使って乾くまで固定しています。
兜の装飾、羽根も忘れず接着します!
グルーガンで接着しました。
インナー
楽天で購入したレザー調の洋服上下です。
ここに、アイロンプリントで柄を入れていきます。
転写シートにプリントしたもの。
アイロンで粘着させました。
甲冑ダンサーは一本足なのね…!!
完成
完成です。
初めての造形…とっても大変でしたが、すごくいい経験になりました。
接着剤が溢れている部分が目立っていたりと、
粗が目立つ箇所もありますが、それも含めて思い出深い一着です。